暑い・・・夏がやってきました。春のアオリイカシーズンも終わり秋イカのシーズン9月まで何にも釣り物がない。 ブラックバスも朝一番と夕方の涼しくなってからしかとてもじゃないけど暑くて出来ませんし昼間は釣れる気がしません。

こんな時にハイシーズンなのがシロギス!
7月〜9月頃ならかなり浅瀬に接岸しているのでチョイ投げでOK!専用のタックルも必要なくエギングロッド、シーバスロッドなどで十分釣れます。
上手い人は1日で100匹以上、初心者の方でもボーズはほぼ考えられないほど簡単!私はアジのサビキ釣りより簡単だと思います。
また、フライ、刺身・塩焼き・・・・食べても最高! ッテ事で早速、釣りに出かけてみましょう。

  • タックル
    • ロッド:エギングロッド、シーバスロッドなど出来るだけ固めのロッド
    • リール:スピニングリールでラインが100m以上巻けるリールなら何でもOK
    • ライン:ナイロンなら10lb以上、PEなら1.0号以上で大丈夫(PEの方がアタリが良く判り面白い)
    • クーラー:釣ったシロギスを美味しく食べる為には必需品(私は980円の小型(6L)クーラーを使ってます。小型のキスなら50匹以上入るかな)
    • バッカン:必需品ではないが、あると何かと便利。餌や魚を触ると手が汚れます大切なタックルを汚さない為に水を汲み手洗い用。帰りにはゴミ入れに変身します。

 

  • 仕掛け
    • 天秤:仕掛けが絡まない様にするため天秤を使います。天秤には誘導式と固定式どちらでもOKですがシーバスロッドやエギングロッドでは軽量のオモリしか使えませんのでオモリの交換出来るタイプで軽いオモリを付けます。6号、8号などのジェット天秤もありますのでこれはお勧め出来ます。
    • オモリ:オモリはナス型オモリの4〜8号(大体ですが4号14g、 5号18g、 6号20g、 8号28g)がお勧め
    • 針、ハリス:これは釣具店で販売されているキス用の3〜4本針。しかし、数を求めるには少しもの足りませんので私は自作しますが、市販の物でも十分釣れます。

     

  • エサ
    • イシゴカイ:キス釣りなら安くて扱い易いイシゴカイが一番です。地方によってジャリメ、岩ゴカイ、砂ムシ、赤イソメなど色々な呼び名があります。夏場の高温では直ぐに弱ってしまいますのでクーラーの中に入れておき必要な分だけ小出しにします。私はクーラーの中にタッパ入れ10匹程度づつエサ箱に取り出し使う様にしています。
      イシゴカイを針に付ける時は針一杯〜1cm程たらしで十分。あまり長くするとたらしの部分から食らいつくのでアタリがあっても釣れません。針先は少しだけ出す様にします。
      エサを付ける時に便利なのが石灰、卵の殻を潰した物。これを塗すと簡単にエサ付けが出来ます。どこの釣り具店にも100円程度で置いてあると思いますのでエサと一緒に購入すると便利です。


 

  • ポイント
    • シロギスと言えば砂地で根掛かりのしないポイントが前提となりますがシロギスは変化のある場所に付きますので岩礁帯の横の砂地などは大型の狙える場所となります。また、シロギスと言えば砂浜。適当に投げれば釣れますが良く釣れるは波の折れる場所つまりブレイク等の変化のある場所。

     

  • コツ
    • マキマキ:シロギスを効率良く釣るためには巻き釣り(ズル引き)します。ゆっくりゆっくり。スピードはその日によって色々。置き釣りはメゴチやフグの餌食になります。
    • アタリがあったら:アタリがあったら向こう合わせで何もせずそのままマキマキ。2匹3匹とヒットしてくるとかなり重たくなってきますのでここで引き揚げです。
    • ランガン:シロギスは音に非常に敏感に反応する魚です。最初はガンガン釣れていたのに何度も同じ場所に投げていると天秤の着水音で釣れなくなってしまいます。よってランガンです。ランガンといっても大きく移動するのではなく10m、20mと適当に移動していくと効率良く釣れると思います。
    釣れると2連、3連は当たり前!かなり忙しい釣りです。
    時にはこんな嬉しい外道も。
    (バークレーサンドワームにて)

    これで40匹位。

    腕は無くても場所さえよければ100匹超えも十分あり得ます。